オプトメトリストの北出氏の講座を受けてきました。ビジョントレーニングは学習障害のトレーニングだけではなく、オリンピック選手やプロスポーツ選手の間でも取り入れられているトレーニングです。
眼球運動は学習だけではなく、運動能力の向上、集中力の向上、情緒の安定とも関係しているということでした。眼球運動を司っているのは前頭葉、そのトレーニングによって気持ちを抑えたり、行動を抑制することと関係しているようです。人混みが苦手、体育が苦手、物にぶつかりやすいことも関連しているとことです。
漢字の記憶や板書に関して困っているお子さんは少なくありません。字が雑、文字の書き間違えが多いということはないでしょうか。これには眼球運動が関係している場合があると言われています。また視覚認知の弱さも関係します。原因の一つとしてスマホや携帯ゲームの普及で眼球が動きにくく、読み書きに困難を抱える子供が増えているとのことでした。
今回の講座で眼球運動、視空間認知と学習における困難さの関連性を細分化して認識することができました。子どもそれぞれの困難さに合わせた課題を取り組んでいこうと思います。
学んできたビジョントレーニング、ぜひ今後の学習支援に取り入れていこうと思いました。